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求職活動をして感じたこと(ハローワーク版)

こんにちは、心理セラピスト きくちかなこ です。

今年3末で仕事を辞め、失業保険の給付申請のためにもハローワークにいってきました。今までの経験・取ろうとしている資格・持っている資格の3点で、どんな求人情報があるんだろう?と思って検索かけてみました。

そこで「はっ???」と思ったことが。

今の職安は「とにかく稼がなきゃいけないから、なんでもいいから仕事を紹介してほしい人向け」でしかないのか?
(うちの管轄だけかもしれませんけどね)

いやいや、、、職業相談は何のために設けているの?と、これも税金等々で賄われているのかな?と思うとどうもやるせない気持ちになりました。

やりとりの詳細は以下に続きます、、、

まずは『キャリアコンサルタント』について。

私「資格保持必須とあるが、その他の条件としてはどうなっていますか?私はこの資格取得のため勉強していて、それを活かせる仕事をしたいと考えています」

ハローワーク職員(以降:ハ)「そうですね、資格保持と経験者が条件ですね。この会社でしたら、受付の求人も出てますよ」

私「受付?資格関係ないですよね?職種も違いますよね?」

ハ「えぇ、でもこの会社の募集です」

私「就ではなく就で考えているので、該当職種のお話をお願いしたいのですが」

ハ「はぁ、えっと、、、そうですね、、、」

とりあえず、このまま固まってしまいました。。。

 

次に『システムエンジニア』について。

私「要件定義等の上流工程をメインに考えています。この会社は一通り書いてありますが、どういった仕事の形態なのでしょう?自社開発なのか、請負なのか、そういったことが書いていないため分かりかねるのですが」

ハ「そうですね、会社の人数が少ないので、全部やらないといけないんでしょうね」

私(アカン、、、何も分からないんだな、、、)「あ、もういいです。自分で聞きます」

ハ「そうですか、人数少ない会社さんだと大変ですよね」

私「仕事の受注形態にもよるので聞かないと分かりません。各工程でやることや観点が全く違います。大型システムと記載があるので、リスクの面から考えても自分たちだけでやるとは考えにくいですね。なので、結構ですよ、こちらで聞きますから」

ハ「そうですか、わかりました。今募集中ではありますので」

はいっ、次っっ!

 

最後に『日本語教師』について。

私「こちらは、月~金で午前か午後かってことですよね?年齢が50歳以下とありますが、状況はどうなってますか?」

ハ「今3人応募があって、2人が選考中です。1人お断りになっていますね。お2人は50歳超えていて、過去にも日本語教師の経験があるようですね」

私「年齢の条件は一応ってことですかね?」

ハ「どうなんですかねー」

この人、、、やる気あるのかな?

 

こんな調子でした。

とりあえず、求職活動のカウントは1up。

あくまでも私の主観ですので、一概には言えませんが、

「職員の”やっつけ仕事感”が求職者のモチベーションを下げてしまうのではなかろうか?」

と感じました。

ここの職安ルールかもしれませんし、そういった対応方法がそもそもの国のルールなのかもしれませんし、何とも言えないのが本当のところです。

しかし!!

短時間で対応しなければいけないのであれば、なおさら求職者への対応は真摯に向き合って短時間一発勝負くらいの腹つもりで対応してもらいたい、、、と思いました。

毎日、たくさんの人を相手にしていると、そうそうやってられないのかもしれませんが、、、この相談で職に就いても、面接で不可になる可能性も高いだろうし、OKになったとしてもすぐに離職したりしてしまわないか?と、頭の中に「???」ばかりが浮かんで帰ってきました。

そして、

「こんな就職支援であれば、自分で探すか、独立して頑張った方がよっぽど良いのではないだろうか?、、、って、気付いちゃう人は各自で頑張ってるんだろな~」

となると、

各会社さんも、独自の求人を工夫しないと、ほしい人材は集まらないんだろうなって思います。

うむ、、、

私の描くキャリア支援はこれではない!ということが明確になりました(^^;

それが分かったのは大きな収穫。どうするのかっていうと、個人だけでは組織を変えるのはなかなか大変だと思うが、別の角度から何か支援として活動したいと思います。

 

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