こんにちは。
心理セラピスト きくちかなこ です。
今日は改めて読んだ本の中から「あぁそういうことかぁ」とさらに身体に沁みた一節をご紹介です。
「モチベーション革命」尾原和啓さん著
”
私のメンターでもある方から「面白いよ~」と教えていただいた本。
※メンターおススメの本は聞いたその場でAmazonをポチっとします。だって、すぐ読みたいですもん♪
ということで。
この内容、実際読んでみて、全てが興味深くエラく納得させられるものです。皆さんにもおススメします。
この中で、
『”迷惑をかけちゃいけません”という呪い』について。
私自身、親から周りの大人たちから「周りに迷惑かけちゃいけません」と言われて育ってきた1人です。そうなんです、迷惑をかける=悪い人となるため、そうならないように周りの評価をめちゃくちゃ気にして生きてきました。
私という人間は周りがどう評価するか、が全てだったんです。
めちゃくちゃ呪われてました(笑)ちなみに今は呪いをほぼほぼ解いております(^^;)
けど、よくよく考えてみると、迷惑かけずに生きていくなんてムリですもん。無人島で独り自給自足してすべての関係を断つってならまだしも、普通に社会の中の一員として生きていくならば、何かしら迷惑かけます。
悪いことしたとか粗相したとかそういう迷惑だけではなく、
「チャレンジすることのリスク」が迷惑であるという認識
↓
「集団の中で他の人と違うことをする」というのが迷惑をかけること
という認識がはびこっている現代です。(だからなのか、よく”SNS炎上”とかってありますよね。もう放っておきゃいいのに、って思います)
この本によると、
「インドでは日本とは逆に、親から子へ『あなたは誰かに迷惑をかけて生きていかなけれなならないのだから、他人の迷惑も受け入れてあげなさい』と言う」
とのこと。
激しく同意!!
「ありがとう」の返事は「お互いさま」
「ごめんなさい」の返事も「お互いさま」
助け合いっていう感覚がもう一度今の日本の社会に戻ってきたら、随分変わるんだろうなって思います。(昔々はモノの貸し借りとか普通に出来てたわけですし。その頃が本当の「お互いさま」精神だったんでしょうね)
うん、これって、日常生活だけじゃなく、仕事においても同じこと言えますよね。
全てが一人で背負うのではなく、苦手なこと・苦戦していることをお互いが助け合い補い合う。皆が共通の目標に向かっていたら何の疑問もなく出来ることです。”お互いさま”で良いんです。
けど、、、「サボる」人がいたり、「ラクをする」人がいて、それを見ていない人が評価を下し、「やるだけ損」っていうのが一般化している(IT業界だけ??いや、結構色々な業界で聞きますよ~)。
うーーーん(-_-;)
だいぶ前に、メンターさんや他の人達と「結局のところ、社長や幹部がアカンよね」と話していました。『仕組み』がアカンっていうことなんですけどね。
今、世間を賑わせている話題がありますが(大人の利権云々のお話。。。)、結局、我欲しか見えていない人が元凶になるのかなって感じています。
「お互いさま」って言葉を知らなさそうだし、他人のミスしか見えてなさそうだし(笑)・・・私の勝手な意見ですので。。。
時代の変化に対応出来ていない仕組みに問題がありそうだなぁ、、、と改めて強く感じました。