私が『プチうつ』から抜け出した経験とは

こんにちは。
心理セラピスト きくちかなこ です。

試験勉強、、、ちょっと開き直り初めていますが(;´∀`)

この本、試験勉強のサイトを見ると「参考」としてよく使われていたので、
”基本”ということで購入しました。

キャリアコンサルティング理論と実践 木村周著

色々な章があるのですが、
私としては「心のこと」が一番気になります。

もちろん『メンタルヘルス』も知識として必要な範囲です。

今までたくさんのメンタルヘルス関連の本を読んだり、ネット情報を見てきました。
「環境作りを!」「声かけを!」
非常に大切ですし、基本中の基本です。
どの本にも書いてありますし、もちろんこちらの本にも書いてあります。当たり前ですからね。

 

けど、、、

実際、私も”プチうつ”状態になったとき、
環境も周りの声も全てが『プレッシャー』、、、に感じていました。

メンタル不調になっているときの描写として、
『綱渡り状態』
という描写がぴったりきていたと思い返しています。

 

本当は、広い広い道を歩いている、周りも「なんでそんなに自分で追い込んでるの?」と
思うかもしれません。

当人には綱を渡っているようにしか見えていない。
落ちたら最後、、、っていう状態、後戻りも出来ず、ただ進むしか選択出来ない。
しかも明かりもなく暗~い中を、ただただ綱から落ちないように必死に歩く。。。

これは、本当にツライです( ノД`)

横に逸れる道が目の前にあるにも関わらず、それらは一切見えなくなるんです。
これだけは、経験してみないと分からないと思いますが。。。

とはいえ、そんな経験などしてほしくありませんっ!!

 

私の場合、そんな自分を客観的に見ている自分もいたため、比較的すんなり抜け出ることが出来ました。
自分の頭上ちょっと離れたところから、もう一つの私の意識が全体を俯瞰している感じ、、、

とはいえ、当時は「なんとかしていい方向に向かわねば」と必死になっていたのを覚えています。
そして、元々は人間関係が原因でしたので、”ただやられる”のではなく負けん気で立ち向かっていたのも覚えています。

必死に綱渡りしている時って、めちゃくちゃ自分を責めますし、どんなに自分を守ってくれる人に対しても
「いつ裏切られるか」と疑心暗鬼になっていたりもします。
周りを見る余裕などなくなってしまうことも。。。

 

周りからの声かけも非常に大切ですが、
本当に復活できるかどうかって、自分次第でしかないのかな、、、とも思います。

当人がいかに『実は簡単にそこから抜け出せる』と気付けるか。
自らがそこに執着しているから、抜け出せずに苦しんでしまうんです。

もちろん、環境作りや周りからの声かけは非常に大切なことですし、
周りが当人を信じて待つということも影響すると思います。

 

私は綱渡り中に、いつもこう言い聞かせていました。
「こんなはずじゃない!こんなんでは終わらない!!」

何度も心をペキッと折られましたが、テープでもいいからとにかく補修して元に戻し、
とにかく「負けられない!」と思って頑張っていました。

私がここで「負け」たら、契約している会社に迷惑がかかるかも
私がここで「負け」たら、他でも仕事出来なくなるかも
私がここで「負け」たら、一生負け犬として強気発言も出来なくなっちゃうかも

そんなことを考えながら、

アイツらに負けてたまるか!!」

そうなんです。。。完全に勝負していました。
しかしながら、立場とかその職場での経験年数や人脈とか、
圧倒的に私の方が弱かったわけです。

それでも、仕事の質で勝てばいい、と信じて頑張っていました。

 

これ、、、
意識があるまま頑張れていたので、プチうつレベルで耐えれたのかもしれません。

「診断書出してもらって休みたい、、、」
「私がこうなってしまったのは、アイツらのせいだ、、、思い知ればいいのに」
ちょっぴりそんなことを思った時期もありました。正直言いますとね。

それでも自分の中でずっと「いや、それではダメだ」と
自分自身と戦っている自分もいました。

 

そして、私が何に気付いたかというと、

「勝つ」ってどういうこと?
「勝つ」って誰に?
「勝つ」って何基準?
「勝つ」ことで何が手に入る?
「勝つ」ことで私は幸せか?
「勝つ」必要があるのか?

「そもそも私は負けてるのか?」

ということ。

結局、何に誰にどうなったら「勝つ」のかは分からないし、
勝つ意味も分からないし、勝ったあとどうなるかも分からない。

「なんで戦わなきゃならんのだ?」

最終的にはそこに気付きました。

「なんで勝つ?」じゃなく、「なんで戦う?」です。

そうなった瞬間「今の契約もう終わり。営業さんに次の仕事探してもらおう」と
思考が変わりました。

営業担当の方も理解してくれていて、気分転換に数か月休みたい、という申し出も
OKしてくれていました。
常駐先の人からはグチグチ言われましたけど(笑)

厳しいようですが、こう思ったんです。

「同じ土俵で戦うということは、自分が”イヤ”と思っているレベル(人間性)に
 自分をあわせているということ。戦っている間は自分のレベルが上がることはない!」

そう思えてきた途端、それまで置かれていた状況に急に恐怖を感じました。

 

ホンットに思うのです。。。

今、
「なんか調子が良くないんだよね」
「なんか気分が重いんだけど、、、そうは言ってられんし」
「なんかイヤな気持ちがする」
という方。

ご自分が気付いていないところで、見えない何かと勝負しているかもしれません。
得体のしれない、終わりの見えない「何か」にとりつかれているかもしれません。

無意識なので、どこまで気付けるかは微妙なところですが、
そのまま、自分に鞭を打ちながら重たい身体・気持ちを引きずって、
昨日までと何ら変わらない状況を作り出すために食らいつくのではなく、

「ん?なんか身体がいつもと違うぞ?」
と気付いてあげてほしいんです。

頑張りすぎちゃうと変化に慣れてしまい、自分で身体の変化に気付けなくなっちゃいます。

「助けて」
「ちょっと無理」
「休む」

と発信するのは悪いことでもないし、本来評価が下がるようなことではないことが大半。

私のようにムダ!?に負けん気が強いというわけではない方も
やたらめったら負けん気が強すぎる方も
時々深呼吸して自分の身体の状態、心の状態に感覚を向けてほしいな、って思います。

自分の身は、まず自分で守る

ホンットに身体の調子がおかしいと感じている時は、迷わず専門家の診断・治療をお願い致します。

投稿者プロフィール

菊地 香奈子
菊地 香奈子
会社員、主婦の皆さまの心のケアに取り組んでいます。共に心の病予防に取り組みましょう!

※菊地 香奈子(きくち かなこ)
 ※詳しくはこちら

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください