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心を込めるということ

こんにちは。
心理セラピスト きくちかなこ です。

さて昨日の続き。。。

『何故、合わない仕事を自分なりに楽しめたか?』
です。

 

答えは簡単!

 

「目標を設定して、そこに全力で取り組んだから」
たったこれだけです。

選挙事務をして、ホンットに様々な方とお会いしました。

・ものすごく丁寧でお気遣いいただける年配の女性
・祖父母の介護で車いすを押しながら世話を焼く中学生くらいのお孫さん
・80歳を超えていると思われるとーっても仲良しな老夫婦(お互いが手を取り合って助け合ってる姿にキュンとしました)
・孫から祖父母まで3世代一家全員で投票にこられているしっかり一家
・日本に帰化された元は外国籍の方ですが、投票前に選挙公報を読んでずっと考えていた若い女性
・可愛すぎるだろ!!!ってくらい目がぱっちりの赤ちゃんを連れてる若いママさん
・場所がら自衛隊関係の方もいらっしゃいますが、ご家族そろってピシッとしておられる
・18歳の選挙権をしっかり果たしている学生さん
・何故か虫の居所が悪くて何かと当たり散らすおじさん
・不愛想を突き通すおばさん

などなど。

 

そんなたくさんの人達を相手に、私の定めた目標は、、、

「目の前の人に全力でを注ぐ」

というもの!

確かSKE48の須田亜香里さんの言葉の中にあったと思います。
「ファンを平等に特別に愛する」的な。

ふと思い出し、
「何人かいる受付の中で、私が受付をするということは何か意味があるはず!」
と、無理矢理心理学的な、スピ的な、強引なこじつけをしてみまして(^^;
『どんな人に対しても、その人にあった心のこもった対応をする』
ということを心がけてみました。

投票お知らせはがきを受け取って、バーコードを読み取ると、
PC画面に個人情報と投票可否が出てきます。
このとき「〇〇さんですね?」と問いかけるという決まりがあります。
(このとき、目を見る見ない、笑顔か否か、そういった決まりはありません)
ここで、サラッと読み上げるのではなく、画面を見ながらではなく、
相手の目を見ながら笑顔で「〇〇様ですね?」と問いかけるようにしました。

9割方、何かしら反応してくださいました。
「はい、そうです」「あ、はい」「はい、どうも」など
何らかのお返事をいただきました。
7割近い方が笑顔を返してくださいました。

そして必ず、「はい!ありがとうございます!!」と笑顔をお返ししていました。

もちろん、人が違っていたら大問題ですし、なりすまし、、、の可能性もあります。
『嘘』などのやましさがなければ皆さん投げかけられた反応と同じような反応をしてくださることに気付きました。

中には「面倒だなぁ」と選挙にいらっしゃった方もおられたかと思いますが、ちょっとでも前向きに未来を向いて投票する気になってもらえたらいいなって思い、その対応を続けていました。

 

そうなんです!

私が受付した方、めちゃくちゃ ラッキーですぞ(笑笑)
ただ、須田亜香里ちゃんのようにピチピチキラキラじゃなくて申し訳ない(;´▽`A“ そこはご勘弁を。

 

マニュアルに沿っただけのロボット対応であれば、心が通じないのは当たり前です。
「イチイチそんなことしとれん」
「相手がぞんざいな態度なのに、何故こっちが笑顔でなきゃならんのだ!」
なんてこと、ちょっとでも思ってたら相手の方はその通りの反応を示します。
(市の職員の方たち、よく覚えておきなさい!!)

私が対応している中で、お1人とんでもなく厄介な態度を取られていました。
「ん?これは構ってちゃんだな!怒鳴って自分が優位と思いたいだけだな。。。」
というのがすぐにピンときましたので、こういう場合は逆に干渉せずにサラっと事務的に対応し、こちらの不手際ではないことについてはヘタに謝ることもせず「さようでございますか」「かしこまりました」のみ発していました。もちろん相手の目をまっすぐに見ながら、です。
このおじさん、、、すぐに大人しくなりましたよ(;^ω^)

人間関係で「ややこしくなる」原因の一つは必ず「自分の思い込み」も含まれているんだろうな、、、なんてことを学ばせてもらったお仕事でした。
いやぁ、社会勉強恐るべし、、、、、です。

何でも学びに紐づけたがる、学びオタクのご報告でした(´ω`)

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