こんにちは。
システム&キャリアコンサルタント きくちかなこ です。
先日、キャリアコンサルタント養成講座の仲間との懇親会がありました。
年齢も20代から60代まで幅広く、もちろん性別も。(多少女性の方が多いかな、、、って感じ)
認定試験もほぼほぼ合格が多くなりましたが、未だチャレンジ中の方もいらっしゃいます。
そんなチャレンジ中の方たちの練習もみんなで一緒にやっています。
学科試験は各自、、、ですが、ロープレはどうしてもお互いが協力しあって経験を積むしかなく。
私も久しぶりですが、勉強会に参加しました。自己研鑽も兼ねて。
合格して、キャリコンを名乗れるようになって、何人かのキャリコンを実施させていただきました。
コンサルというより、カウンセリングやコーチングの方が近いかもしれませんけどね。。。
実際のところ、養成講座や試験にあるような「悩みが自分ではっきりしている」(課題は置いといて)っていう方はいらっしゃいませんでした。
もちろん、「急な人事異動でどうしたらいいか悩んでいる」「職場との人間関係に悩んでいる」といった悩みをお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
そういった方々にもキャリコンを是非活用していただきたいと思います。
私の場合、
「自分が何をどうすればいいのか分からない」
といった漠然とした悩み相談が続いています。
無理もないと思うんです。
学校では先生の指示の通りに勉強し、言われた範囲のテスト勉強をして点数を取ることに集中し、
会社では上司に言われた通りに作業し、毎日会社に行けば何かしらやることが目の前に勝手にやってくる。。。
そんな生活をしていて、突然会社を辞めたり、環境を変えたりといった変化が起こったら。
「あれ?何すればいいの?」
となるのも分からなくはないです。
特に社会に出てからは、これといった目標もいつの間にか見失い、目の前の仕事をするだけになり、ただただ生活をしている。。。
それを繰り返していると、突然「私って何なの?」と、それこそ自分が何者か分からない、といった感覚に襲われ、何も答えも見つからないまま歳を重ねる不安に苛まれ・・・
となりますって。
私もそんなの何度もありましたもん(;´Д`)
心理学と出会ってから、じっくり自分と向き合い、自分ってものを受け入れるようになって、ようやく「何者でもない自分」こそがまんま自分である、ということに気付き。
ただなんとなく悩みというより、「知らないこと」を自覚し、それをどうしたら理解できるか学べるかを探せるようになった自分がいます。
確かに、キャリコンでも『傾聴が大切である!そして自己内省を促し自分で答えを導き出してもらう』というのがロープレの基本、、、的な感じなんですが。
(ただし、要請講座のスクールや受験の協会によって、全然違う指導もあります。結局のところ、何が正解で何が間違いかって、あやふやなんだろうなって思ってます)
これ、、、クライアントさんの状態にもよるんじゃないだろうか?と思ったりもしています。
十分に経験もあり、内省するこおで気付きを得られるって方ももちろんいらっしゃいますが。
知識も経験もない中で内省して気付ける範囲ってどうなんだろう?と思っている私もいます。
状態によって、ティーチング・カウンセリング・コーチングを意識していかないと、クライアントさんのベストな状態にたどり着けないこともあるのではないだろうか?と考えることも多くあります。
自分で道を開いていける人にはコーチングで、道の開き方を全く知らない人にはティーチングで、、、など。
『傾聴』派と『コーチング』派それぞれ実技試験が違いますからね(◎_◎;)
「試験対策でのロープレの技法だけでは実践では目も当てられん」
と思っています。
私の『傾聴』に対する知識がまだ浅いからかもしれませんが。
ただ、コーチングやコンサルで師である方に、キャリコンのロープレのさわり部分を見てもらったところ
「え?それコント?」
と爆笑、、、いや失笑だったわけで。。。
私自身もロープレに違和感があっただけに、ちょっと安心したのを覚えています。
実際練習をしていて、型にはまろうとするばっかりにものすごく不審な表情や嘘っぽい感じが見られて、クライアント役で話したくないって思うことが多々ありますもん。
型としては基本をマスターするのも大切ですが、それだけではなんともなりませんからね。
型通りにいかないことの方が普通なんですから。
もっと経験を積み、もっと学び、クライアントさんが望む最高の人生になるようにお手伝いをさせていただきたいと思います。