こんにちは。心理セラピスト きくちかなこ です。
なにかとメディアが騒ぎ立てる昨今の世の中ですが。。。
私自身、TOKIOはジャニーズの中で一番好きだったので、、、残念なニュースが流れています。
会見での内容に
「甘い」「ふざけるな」
とか、手厳しい意見が飛び交っています。
確かにそうかもしれません。
ただ、あの飲酒量や、今までの行動について、周りがもっとサポート出来なかったの?と思うところが大いにあるかと、が私の想いです。
『自己責任』
ごもっとも。いい大人ですからね。私も同い年ですもん。
そのいい大人が自分をコントロール出来なくなるほどに、アルコールに頼ってしまう状況(当人「依存では無いと思う」と仰ってましたが、素人の私の目には完全に“依存症では?”と映っています)、、、
これって、周りは絶対に気付いていると思うんです。
家で一人コッソリ呑む、のレベルを遥かに超えてるし。
とはいえ、ニュース番組やらレギュラー番組等では、それぞれの顔で働かざるを得ない。
自分自身が何なのかも分からず、分離、混乱、自己肯定と自己否定の二重化、、、
完全に自分自身をコントロール出来る状態ではなかったとしか思えません。
事務所や近くにいた人たちは、少なからずとも気付いていたでしょう。。。
そんな中で、ジャニーズ先輩の東山さんの「近くにいた我々にも責任がある」とのコメントに「さすがだな」と思いました。
もちろん、今この時点で『復帰』は早いかもしれません。
ちゃんとアルコール依存の治療をし、精神面での立て直しをし、それから頑張って欲しいと思っています。
【罪】について、断罪したり、罪を犯した人を責め立てるのが、集団意識の怖いところです。
誰も罪を犯したくて犯してるわけでは無いと信じています。(性善説ですね)
なぜ罪を犯すことになってしまったのか、、、
根本の課題を癒して、生きながらにして生まれ変わることは可能です。
まずは、心身正常に戻し、罪を償い、人として自分の人生を全うしていただきたい、と切に願います。
今回の山口くんに限らず、全ての人に対してです。
こういう時「自分の身内が被害に遭ったらどうなんだ!」と言われる方もありますが。
その時は怒り狂うし、憎しみも持つと思います。悲しみ、落ち込み、色々あると思います。
しかし、その負の想いを抱き続け、罪を犯した人を『被害者』として居続けるには、自分が不幸で居続けるしかありません。
被害者でありながら、加害者を責め続ける“加害者”でもあるわけです。
一生不幸でいたいですか?
と聞かれて「yes」って人、いますかね?
ビジョン心理学の本にもありますが、
『幸せが最大の復讐』
とあります。
私は幸せを選択します。
皆さんは、ご自身の人生で幸せと不幸のどちらを選びます?