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入門③投影・シャドー

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それって本当に真実?

 

投影・シャドーってどういうこと?

 「この世で起きていることのすべてはあなたの心の投影である」
    ↓
  この世はあなたが描き出した世界、そしてそれをあなただけが見ている

 

    映写

 

本当に真実を把握しているのでしょうか?

 起きている事象は同じでも、見え方・捉え方・感じ方は人それぞれである!

 例えば、、、

ひまわり

この写真、どう見えた?何を感じた?

     眺める

Aさんは、、
・ひまわり=夏、夏休みにおばあちゃんちで畑を走り回っていたのを思い出す。
 懐かしい気持ちになる。

Bさんは、、
・私の大好きなお花。見てるだけで元気になる

Cさんは、、
・別れた彼女と夏にひまわり畑にドライブデートしたっけ、、、
 元気かな、幸せにやってるかな、というセンチメンタルな感じ。

Dさんは、、
・夏休みの宿題で観察日記を書かなければいけなかったのに、
 枯れちゃって悲しかった。日記も書けず怒られた

などなど。

実際は『青空の下、何本かのひまわりが咲いている』という写真。
それが、
・懐かしい
・元気になる
・センチメンタル
・悲しい
などと十人十色の見方・捉え方・感じ方をしている。

これは【自分というフィルターを通して感情を張り付けている】ということ。
⇒目に見えているすべてのものをありのままに見ることが出来ない。

これが投影

 

物のみならず、人や景色などにも投影している。

 

 

何故貼りつけてしまうの?

 「経験」

 私達の幼いころから今までの経験・体験を通して、そのときの感情・観念を貼りつけているため。

 

自己概念を捉えてみよう!

 質問です。

 Ⅰ.【嫌だなと感じる人の性質を挙げてください】

  私だと、、、
  ①嘘をついて人を陥れてでも自分の立場を守ろうとする人 
  ②「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない人
  ③役職などの役割が果たせないのにただ威張ってる人

  など(笑)。
  挙げてみて、昔の職場の人達の顔がハッキリ浮かびます(^^;、、、はおいといて。

 

では次。

 Ⅱ.【その性質を分類分けしてください】

  A.もしかしたらその性質は自分のことかもしれない ⇒自分に対しての否定的な自己概念を映し出している
  B.そんな性質の人になるくらいなら死んだ方がまし(あえて極端な表現としています)⇒抑圧している自己概念
  C.上記AB両方 

  ということで、、、

  ①→A
  ②→C
  ③→B

  「嘘をついて人を陥れてでも自分の立場を守ろうとする」こともあるかもしれない、、、
  自分の立場、、、守ろうとしてるかも。。。⇒私の中の否定的な自己概念

  「「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない」時もあるかも。
  口では言ってるけど、心がこもってないこともあるなぁ、、、
  とはいえ、こっちに迷惑かけといて一言が無いような人間にはなりたくない。。。

  「役職などの役割が果たせないのにただ威張ってる人」ってホント無責任!
  そんな人間には絶対にならない!! ⇒自分で抑圧している自己概念

  頭を抱える

  いかがでしょう。

 あなたの目に映る、その相手のイヤな性質は、あなたの中にその性質がなかったら目に留まることは無い!
 自分にない価値観を人に映し出すことはない!!

 

 そう!

 自分が「イヤ」と感じるその性質。
 自分が持っているから気付くのである。 

 

 例えば私の場合、
 「成金め!」と言われても、なーんとも思いません。
 そもそも言われるようなお金持ってないし、地道に頑張ってますもん(笑) 

    成金

 

解決法

 目の前にどうしても受け入れがたい人(シャドー)が現れたとき

    影

 それは「封じ込めている自分自身の影である」と気付くことが大切。

 切り離していた「自分の分身」を取り戻すチャーーーンス!!!

 

 受け入れる(受容)するだけで、相手の行動が変わらなくても、自分の受け取り方・感じ方が変わる。
 気になりにくくなる、、、感じ。

 相手が嫌だ!と責めるのではなく、自分の感情を見つめ直すことが大切。

 

 先ほどの質問。
 「本当にそれほどイヤなことなのか?」
 もう一度考えてみてくださいね。

  見る

 

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