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基本的傾聴_かかわり方

こんにちは。心理セラピスト きくちかなこ です。

猛暑がぶり返して、とろけそうに暑い名古屋です。。。

昨日の「基本的傾聴のススメ」、どういうことかっていうのを少しずつ紐解いてみたいと思います。

特に、職場で部下の対応にお困りの方、胸が痛くなるかも、、、

まず、部下と「うまくいかない」と感じている方、以下のいずれかが該当しませんか?

  • 部下の行動を変えようとしている
  • 認識がずれたまま仕事を進めている
  • 部下の力を引き出す関わり方をしていない

どれか一つ、、、どころか、「全部あてはまる!?」って方もいらっしゃると思います。

上司の立場だけではなく、上司とうまくいかない部下の立場の方も同様に考えてみてください。

  • (何も伝えてもいないのに)上司に自分を理解させようとしている
  • 認識がずれたまま(圧倒的に上司より経験が少ないので、上司の想像している内容に到達せず自身の少ない経験の中で自己判断した認識で)、上司に確認せず仕事を進めている
  • 上司にきちんと向き合っていない。(面談してもその場が何事もなく繕えればよいという姿勢)

いかがでしょ?

両方に該当しちゃってる方もいらっしゃいませんか?会社での立場によりますので、上司でもあり部下でもあるという方は挟まれて大変だと思います。

ここで、とても大切な「かかわり方」とは、

相手(部下)の経験を一緒に見つめなおし、その時の部下の内面にフォーカスする。

どんな気持ちだったのか、どんな思いで・考えでその行動をとったのか、、、

自分の立ち位置から第三者的に部下と出来事を俯瞰するのではなく、部下の目を通し心がどう感じているのかを部下の側に立って一緒に出来事を見ること。

それを一緒に寄り添って見つめ直す(振り返る)ということ。これが基本中の基本です。

ここで「なんでこうしなかったんだ?」とか、そういった否定的な態度で問い詰めるとかはもってのほか。

部下はますます心を閉ざし、上司との繋がり・信頼関係は築けなくなります。

必然的に質問の仕方も変わりますよね?ご自身が「こう言われたら寄り添ってもらってる気がする」そんな声のかけ方を考えてみてください。

ひと昔の「いいからやれ!」「なんで分からないんだ!」的な独裁体制が通じる時代はとっくに終わっています。

けど、上司っていう立場になると、ついやっちゃう人もいらっしゃいます。だって、そうやって鍛えられてきたんですもん。

せいぜい40代くらいまでじゃないでしょうか。。。体育会系の根性論が通じるのはね。

30代以前の若い方たちには通じないと思います。時代が違いますから(笑)

腹くくって「根性論」を手放すことが出来る上司には自然に部下もついてくるかと。けど、未だにそれが「正しい」と執着していると、、、残念!!

表面上従っているかもしれませんが、急にどんでん返しを喰らうかもしれませんね。。。異動願、退職願等々。。。

ということで。

自分本位のかかわり方をしていませんか?

これがまず第一の問いです。

さーて。

この問い、いくつ続くでしょうね~(笑)

 

 

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